■パターントレース
■転載不可



トレース用紙はA3コピー用紙を繋いで使用しています。
テープはメンディングテープ。貼った上からラインも描けるのと、
セロテープのような劣化はしにくいので、とても使いやすいです(やや価格が高めですが)
実物大パターンの上に置きます。



トレースに使うのは製図用のシャープペンシルです。
ぺんてるのグラフレット。0.3mm 0.5mm です。
使い分けというか、学生の頃などは0.3mm で厳密なラインを引いていましたが
力を入れすぎると折れてしまうので、トレースするくらいなら
気軽に使える太さの 0.5mm で・・・くらいの使い分けです。



トレースには方眼スケール(50cm)とDカーブルーラーです。
polka drops のパターンはこのカーブルーラーを使うことが多いのですが
とても良いカーブが描ける定規だと思っています。



トレースする時は、アレンジなどをする場合はパターンに直接
メモ書きしておくと便利です。今回は裏をつけたので、裾の縫い代巾が変わります。
デフォルトは3cm、裏つきは1cm、ですが、今後3cmで使うこともあると思い、
デフォルトでトレースしておいて、今回は2cm分パターンを折って裁断しました。

忘れないように、どこからのトレースか、アイテム名、サイズ、パーツ名、裁断枚数(と方向)
などを書き入れておきます。



地の目(布目)は、本などでは、他のラインと混同しないよう、
真ん中に入っていることが多いですが、正確に裁断できるよう、
トレースの時は、縫い代まで含めてラインを延長しておきます。



ポケットなども、例えば本では上端だけが示されているのですが、
ポケット全体のラインを描いておき、切りじつけをしておくと、
より位置が正確になります。