■スロウアイコートの見返しの芯作り
■転載不可

ダウンロードシステムを利用して、見返し部分の芯のパターンを作ることができます。
複雑な形状の芯地のパターンは、型紙があると便利。
また、正式には少し小さく作るので、そんな勉強もできるページです。



スロウアイコートの見返しは、前身頃から裁ち出されている仕様です。
その見返しの部分のみ、芯を貼ります。
衿などのように、パーツ全体に芯を貼る場合は型紙がなくても難しくないのですが、パーツの一部、それも複雑な形状のところに芯を貼るには、芯専用の型紙があると便利です。

スロウアイコートはダウンロードパターンなので、前見返しが含まれる部分のみを、あらたに出力して貼り合わせ、前端ラインでカットすることで、見返し芯専用のパターンになります。
ダウンロードパターンが活用できるポイントです。

ところで、一般的に接着芯は、厳密に言うと端まで貼らずに、0.3cm控えて接着します。
見返しだけでなく、衿などのパーツでも同様です。
なぜかというと、接着されていない端の部分は、若干ですが生地が厚みとかたさが軽減されて、縫製した時にゴロつきにくなるからです。

そこで、型紙を作る時には、まわりを0.3cmずつカットしておきます。
前端は不要なので、端まで接着芯を貼ります。