■撥水素材に接着芯
■転載不可



5〜6月は撥水素材ばかり縫っていました。そこで気づいた事について。
合成繊維に芯を接着すると、写真のようにくるんと丸まってしまう事があります。
これは、接着芯が縮んでいるからです。
合成繊維だからというわけでなく、どんな生地に接着しても少し縮むのですが、
綿や麻などだと、生地がその縮みについていくので、丸まる事は少ないです。
合成繊維は、生地に融通がきかないので、芯だけ縮み、
結果、丸まるという理屈です。
比較的、不織布の接着芯の方が、縮みにくいです。
織ってあるものはよく縮みます。
芯を貼る時は、アイロンを滑らさずに、上から圧力をかけて接着します。

ところで、polka drops でご紹介している型紙は、
見返しや衿などの全面に芯を貼る時
端まで全面に芯を貼るよう指示していますが、
本当にこだわる場合は、芯だけ、周りをぐるっと3mmくらい小さくして貼ります。
縫い代の厚みを自然に少なくするためです。学校でもそう習ったんですよね。

気軽に、それほど時間をかけずに楽しむハンドメイドだと
そこまで手をかけなくてもいいかなとは思いますが
何かの時のために、知っておくのもいいかなと思いました。